
『〜緊急の仕事から、重要な仕事へ〜』 - 2007.9.28
【重要なことから片付けていくことが必要……】

こんにちは。午堂登紀雄です。
僕たちは毎日忙しく、日々の仕事や雑事に追われています。
そんな忙しい日常の中で時間効率を高めるには、重要なことから片付けていくことが必要です。
「そんなこと言われなくても、重要なことからやってるよ〜」
というぼやきが聞こえてくるかもしれませんが、1日のうちで本当に重要な仕事をしている時間というのは、実は非常に短いものです。
前職の経営コンサルティングの現場でも、同じようなことが多くのクライアント企業で見られていました。世界に名だたる大手企業でも同様です。
経営者を始め経営幹部、末端の社員に至るまで、以下のような順番で仕事をしています。
1、緊急かつ重要な仕事
2、緊急だけど重要性の低い仕事
3、重要性は高いけど緊急性の低い仕事
4、重要性も緊急性も低い仕事
この問題は、「3、重要性は高いけど緊急性の低い仕事」は、ほとんど手を付けられないで先延ばしにされてしまうところにあります。
多くの人は、2の緊急性が高くて簡単に片付く仕事から手を付ける傾向があります。だから結局時間が押して、重要性の高い仕事まで手が回らないのです。
しかし、「3」の仕事は、実は物事の本質に関わる非常に重要な仕事である場合が多いのです。
例えば、あるIT企業では、営業マンの業務効率を高めるため、本当は営業プロセスを全くゼロから組み直した方が良いとわかっていても、現状の営業プロセスで仕事が回っていくので、誰も手を付けようとしない、という課題がありました。
ある小売業では、現状の商品ラインナップではジリ貧が目に見えていて、大幅に見直さなければいけないと、皆うすうす気付いているにも関わらず、誰も改革しようとしない、という企業もありました。
特に何もしなくても毎日売上が立ちキャッシュが上がっているため、会社全体として危機感が薄かったのでしょう。
自分の仕事を振り返ってみましょう。
「本当はこうあるべきなんだけど」と思いながら、日々の忙しさに流されていることはありませんか。
それは、緊急性は低いかもしれませんが、重要性が高いことなのです。
でも多くの人が後回しにしてしまっているのではないでしょうか。
実は同じことが人生にも当てはまります。自分の将来やキャリアを考えることは大切なテーだと思いますが、そんなこと考えなくても日常を暮らすことはできます。だからついつい後回しになってしまう。
その仕事は本当に今やる必要があるのか?本当に今やるべきことは他にないのか?小さな仕事に逃げず、緊急性が低く重要な仕事に目を向けてみましょう。
「イノベーションは改善を凌駕する」
と言われるように、小さな改善も大切ですが、思い切ってバッサリ変えてみると、仕事の効率が格段に高まることがあります。
自分のことは自分では見えない場合もあるので、他の部署の同僚にでも聞いてみてください。 きっと「お前の部署はなあ・・・」といろいろ耳の痛い、でも的確な指摘をもらえるはずです。
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